原始―時代のすがた―
深郷田遺跡より検出された竪穴住居模型に、15インチモニターによる
虚像を投影することにより、原始の住居の構造と材料、家族構成・くら
し等を学習することができます。
縄文のくらし
縄文時代の住まいは、円形や方形に地面を掘りくぼめて、屋根をかけた竪穴住居が一般的で、ふつうひとつの住居が一家族とみなされます。時期によって、平面の形や柱・炉の位置などが異なりますが、寝食の場、作業の場、時には祭りの場として、北海道から沖縄まで広範囲にわたって利用されました。 津軽半島では、気候の温暖化がピークに達する縄文時代前期半ばころ(約5,500年前)から竪穴住居が多くつくられ、豊かな自然環境を背景とした定住生活が本格化します。 |