1998/12/27   昨夜行われた地域づくり団体「なかさとものがたり研究会」の忘年会には、弘前高校の校長ご夫妻ほか、弘前市・鰺ヶ沢町・青森市・森田村・市浦村ほか各地の地域づくり・人づくりに携わる諸氏が参集し、夜更けまで気炎を上げておりました。今朝はどうしていることやら・・・。

さて中里町立博物館は、明日28日(月)から1月4日(月)まで長い年末年始休館に入ります。おかげさまで、当館ホームページもオープン以来3ヶ月を経過しました。新年も引き続きよろしくお願いいたします。

   
1998/12/26   12/26中里町総合文化センター「パルナス」では、ショー的要素を一切排除した衝撃のプロレス「パンクラス」の代表的選手である船木誠勝さんの名勝負上映会が行われました。

青森県弘前市出身の船木選手を応援する「パンクラス青森後援会西北支部」が主催し、支部長の沖崎氏のあいさつ後、事務局の奈良氏の解説のもと、熱戦の模様が上映されました。

   
1998/12/20   今日午後、中里町立図書館主催の「クリスマス会」が開催されました。集まった約30人の子供たちは、クリスマスの絵本にじっと耳を傾けたり、クリスマスカードを作ったりと大忙し・・・。最後は「プーさんのメリークリスマス」を観てお開きとなりました。
   
1998/12/18  

しばらく留守にしていたので間隔が開いてしまいました。今日は、十和田市郷土館・六戸町郷土資料館・下田町埋蔵文化財センター(?)の紹介をいたします。

   

十和田市郷土館は、県内の資料館としてはかなり早い昭和43年に開館しました。戦時中の軍馬補充部事務所を利用した建物は、さすがに古めかしさを感じさせますが、縄文晩期資料や馬具資料を中心に三本木地域の歴史をたどることができます。

   

下田町埋蔵文化財センター(正式名か通称名かは不明)は、下田町の埋文行政の拠点。プレハブながら、センター長(正式名か通称名かは不明)の小谷地氏(中央)を筆頭に、所員の志気は高く、手際よく報告書が作成されていきます。ちなみに同氏は、下田町の遺跡紹介をメインとした「はじめのHomePage」の主催者でもあります。

   

幻の六戸町郷土資料館・・・。昭和56年の開館ながら、開館日がごく限定されているため(木・第2/4土・日)、なかなか見学できない館ですが、縄文前期・後期、奈良・平安時代の考古資料ほか、民具等資料がミニマムにまとめられ、見やすい展示となっています。

1998/12/11   右資料は、平成9年度中里城遺跡発掘調査において、空壕跡より出土した「擦文土器」です。まだ未報告ですが、常設展示しております。

このように短刻文を数列巡らし、若干の鋸歯文を施す例というのは、管見によるかぎり青森県内では見たことがありません。北海道方面等で、出土例等ありましたら、ご教示くだされば幸いに存じます。

E-mail もしくは 掲示板 でお願いします。

1998/12/10   今日は朝から吹雪・・・。おまけに来年度の予算案作成のためすっかり出不精になってしまい、おもしろいネタがありません。それで、今日は「中里町立博物館ホームページ」の制作現場-といっても「博物館研究室」-に潜入取材を敢行しました。

手前の4つの机では発掘調査の整理作業が行われており、その奥にコンピュータ・プリンタ・フィルムスキャナー・デジタルカメラ・フラットスキャナーなどの情報発信七つ道具が見えます。当ホームページは、このような環境から生み出されています・・・。

1998/12/7   12/6中里町総合文化センター「パルナス」において日本宇宙少年団中里分団結団式が行われました。

同団は、「宇宙を通しての平和」「火星に一緒に行こう」の2つを合い言葉に1986年発足し、松本零士氏を理事長、毛利衛氏を団長に、各地で活動を続けています。

中里分団の結団式では、奈良清治団長ほか、木村将帥さんをはじめとする8人のリーダーが委嘱されるとともに、団員全員に団員証と宇宙パスポートが手渡されました。

   
1998/12/6   「青森遺跡探訪」の管理人相馬さんの再三にわたるお勧めもあって、ついに「掲示板」をオープンさせました。

http://www.ezo-net.com/free/rbbs/mkres2.cgi?TJTJ

もともと中里町立博物館のテーマは「利用者とともに成長する博物館をめざして」ですし、展示構成自体も「インデックス展示(興味)」「ディテール展示(探求)」「バックアップ展示(確認)」「オリエンテーリング展示(道標)」とともに、「ディスカッション展示(公開)」が想定されています。

同展示は「各種の情報機器を活用して、来館者の意見や、メッセージ・研究成果などを館が中心となるワークショップサークル(ボランティア・来館者・オブザーバー等)で受け止めるシステムを構築し、それらを来館者自身の手で作り上げた展示として公表します。ディスカッション展示は常に開放されており、情報を見たり、新たに付け加えたりすることが自由にそして容易にできる体制」づくりを目指すもので、インターネットにおける「掲示板」と相似した理念を有するものです。

今後は、上記の理念に従って「掲示板」を運営し、多くの方々のご意見・成果を当ホームページに反映させていきたいと思いますので、ジャンルに係わらず多数の方々の投稿をお待ちしております。

*博物館のホームページは全国に1,000件近くあると考えられますが、以外に「掲示板」を運営しているところは少ない現状です。その中で積極的に掲示板を活用している「大阪府立近つ飛鳥博物館」をご紹介します。

http://www.mediajoy.com/chikatsu/board/asuka.cgi

*また、博物館ホームページと掲示板の効用を考察している「インターネットミュージアム」のリポートも併せてご覧ください。

http://www.museum.or.jp/IM/frame/f-press-g.html

1998/12/5   今日は、ちょっと館外へ出て、よその仕事場を紹介いたします。そこは「浪岡町史編さん室」。佐藤仁先生や、浪岡城跡の発掘調査に携わった中世考古学の大御所(最近は古代に深入りしているという説も・・・)工藤清泰氏などが所属する部署です。来年度刊行をめざし、今日も編集作業が続いています。
    浪岡町史編さん室 くつろぐ工藤清泰氏
1998/12/1   「中里城跡史跡公園」は昨日11月30日をもってトイレ・夜間照明等管理を終了しました。来年4月上旬より再開する予定です。

今日は県指定に向けての調査がおこなわれ、調査者の佐藤仁先生・文化課高橋主幹が、みぞれ混じりの降雨の中1時間あまり城跡を見て回りました。

初冬の中里城跡は冷え冷えとしていましたが、下草や枝葉が枯落ちて帯郭の状況などがよく見え、絶好の城跡観察日和となりました。

   

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