博物館日誌
1999/9/22   9/22青森県文化アドバイザーならびに青森県立図書館長・青森県近代文学館長に就任した鈴木健二氏が来町しました。就任時の県内全市町村を廻りたいという抱負は記憶に新しいところですが、その言葉どおり、あいにくの荒模様にもかかわらず中里町の各施設を精力的に見て回りました。

強烈なヤマセ(偏東風)が吹き荒れるなか、十三湖湖岸公園・中里城跡史跡公園等を巡り、最後は昨年8月にオープンした中里町文化センターパルナスの「文化ホール」「図書館」「博物館」を視察しました。

   
1999/9/17   中里町総合文化センターPARUNASUでは、開館一周年を記念して、「庄野真代コンサート」を開催いたします。

1976年デビューの庄野真代さんは、「飛んでイスタンブール」「モンテカルロで乾杯」「マスカレード」などのヒットで知られ、現在はミュージカルやTVドラマでも活躍中。

深まる秋の夜長は、PARUNASUコンサートで過ごしましょう。

日 時 : 平成11年9月28日(火) 18:00開場、18:30開演

開 場 : 中里町総合文化センターホール

入場料:全席指定 前売 3,000円、当日 3,500円

問合せ:中里町総合文化センター(0173-69-1111)

1999/9/5   中里町の写真愛好家で構成される「フォトグループ葦(外崎文夫会長)」。同グループによる第10回展記念「パルナス特別企画写真展」が、昨日から中里町総合文化センターパルナスロビーで開催されています。

風景や人物など、地域をテーマにした会員20名による力作が勢揃いし、訪れる人々の目を楽しませています。写真展は、10月5日まで開催されています(9:00〜16:45・月曜休館)。なお、9月12日には葦展合評交流会(会費1,000円)も予定されていますので、写真に興味のある方はふるってご参加ください。

問い合せ先:中里町教育委員会 0173-69-1112

   
1999/8/29   8/28三内丸山遺跡で、体験学習を担当している小笠原雅行氏を講師に招いて、博物館こども教室A「鹿の角で縄文の釣針を作ろう!」が開催されました。

参加者は、中里町・金木町の小・中学生20名で、本物の鹿角を加工したプレート状の原材料から、ヤスリと砥石のみを使って釣針の形に仕上げていきます。水に浸すと若干は加工しやすくなるものの、思ったよりも堅い鹿の角に、悪戦苦闘・・・。

予定時間はあっという間に過ぎ、中には、終了後もさらに2時間近く居残って作業を続けるこども達もいました。ひたすら研いで仕上げるという地道な作業に、縄文人の苦労を重ね合わせつつも、釣針の出来映えにはみんな満足の様子。完成した釣針を大事そうに持ち帰っていきました。

   
   
1999/8/26   4/10付けでお知らせした「中里城址イメージソング」が決定しました。同ソングの歌詞募集に対しては、県外18を含む32通の応募があり、その中から宮城県白石市の寿田道留氏(本名:鈴木五朔氏)の作品「のれそれ中里」が採用されました。

8/23には、中里城跡史跡公園において、歌詞碑の除幕式が行われ、関係者一同に披露されました。碑文は、作曲したシンガーソングライター河島英五さん自筆によるもので、イラスト入りのユニークな仕上がりになっています。

同日夜に行われた「中里城址古代ロマンコンサート」は、石神縄文太鼓の幻想的な演奏で幕を開け、続いて河島英五さんが登場しました。

過去中里町では、4回コンサートを実施している河島さんですが、今回は自らが選曲した「中里城址イメージソング」のお披露目等もあって、大張り切りの様子。総立ちの観客の再度のアンコールに応えた結果、予定時間を大幅に越える10時近くまでの熱演となりました。

   
   
1999/8/24   8/22弘前市文化センターにて、つがる衆立大学第6回セミナー「学園祭」が開催されました。つがる衆立大学は、地域づくりのノウハウ等を研究・学習する組織で、18歳以上であればだれでも入学可能です。今年度は10月より、「地域を識ること」というテーマで、学生を募集中です。(問合せ:つがる衆立大学事務局 0172-38-0630)

「学園祭」は、2部構成となっており、第1部は「街づくりの花咲爺」こと、経営コンサルタント萩原茂弘氏によるパネルトーク、第2部は「津軽の味覚 再発見」と題して地場産品の試飲試食会等が開催されました。

中里町からは、「なかさとものがたり研究会」が参加、各地の団体と交流しながら、特産品の紹介や、町のPR等に努めていました。

   
1999/8/18   ネプタも終わり、お盆も過ぎ去った今日この頃、あたりはもう秋の気配が横溢・・・といいたいところですが、夏の甲子園県勢30年ぶりのベスト8!青森山田高校の快進撃が続いています。同校は、考古学研究会を中心に考古学に関しても実績のある学校で、葛西励(現青森短期大学助教授)・高橋潤先生指導の下、小牧野遺跡・原古墳群等多くの遺跡調査で成果を上げています。

さて話は変わりますが、中里町立博物館では、インフォメーション部分に、コンピュータを使用した「博物館ガイド」というコーナーを設けています。収蔵資料・関連書籍や伝統行事・今月のおしらせ等を周知するものですが、このほど2台のうち1台を、中里町立博物館ホームページ閲覧専用にしました。

これは、同ホームページをオフラインで見られるようにしたものですが、通常のブラウザでは、容易にシステム自体へアクセスされてしまいます。そうしたリスクを容易に取り去ってくれるのが、松永 拓氏のホームページでダウンロードできるシェアウェア「展示用WEBブラウザ

    同ソフトは、アクセスサーバー制限やタスクバー抑止などイタズラ防止機能が充実しており、利用者が操作できるのは、各ハイパーリンクのほかは、「最初に戻る」「一つ前に戻る」だけ。オフラインですので、多少のタイムラグがあるというものの、従来のガイドよりは格段に情報量・更新速度が向上しました。

あとは、オフラインでしかもキーボードを使用しない(仮想キーボードとか・・・)「掲示板システム」ができれば完成だ・・・。だれか作ってください。

   
1999/8/11   去る8/7、幕末史研究家 多田敏捷(としかつ)氏を招いて、博物館講座T「前川文書が語る 新撰組の新事実」が開催されました。

古美術店を経営する傍ら、日本玩具史研究所を主宰するなど幅広い活動をされている多田先生ですが、近年は歴史史料の発掘に意を注ぎ、近年だけでも「浪士文久報国記事」「徳川家光直筆金扇」「関東大震災朝鮮人虐待絵巻」など、歴史に新たな一石を投じる新史料を立て続けに発見しています。

今回の講演会では、多田先生が発見した新撰組二番隊長永倉新八自記「浪士文久報国記事」を基に、同文書の新撰組研究上の位置づけや、新撰組の内情などについて解説しました。

上記史料を実際に提示しながら、検証を重ねていき、とくに通説を批判しつつ池田屋事件の実像に迫っていく過程は、歴史探究の醍醐味を感じさせました。熱心な聴講者からは、あっという間に過ぎ去った講演時間を惜しむとともに、再講演のリクエストの声がはやくもあがり、博物館講座の面目躍如たるものがありました。

   
1999/8/7   連日30度以上の猛暑が続く中、五所川原市の立侫武多の運行など、西北五地方の祭り気分も徐々に盛り上がってきました。中里町でも、8/11・12に開催される「なかさとまつり」の準備が進んでいます。

それにしても暑いです。こうなればヤケクソだとばかりに、本日運行されるのが「真夏のストーブ列車」。ダルマストーブで石炭を焚いて暖をとるストーブ列車といえば、津軽鉄道の代名詞とでもいうべき有名な存在です。もちろん冬場のみの運行となっていますが、その常識を覆し、炎熱「ストーブ列車」運行を企むのは、「中里城址古代ロマンコンサート・完結編」等を運営する地域づくり団体「のれ!それ!中里」実行委員会です。

車内では、生ビール・ジュース・焼き鳥・おでんなどの販売があり、タイムスケジュール的にも、五所川原市立侫武多の運行開始時間(午後7時)に十分間に合うそうです。飛び入りでチャレンジしてみて、暑気払いはいかがでしょうか?

実施日:平成11年8月7日(土)

参加費:一般 1,500円、小学生以下 1,000円(津軽五所川原-津軽中里往復料金;アイスクリームサービス)

募集人員:50名

日程:15:50津軽鉄道津軽五所川原駅改札口集合 16:10津軽五所川原駅出発 16:50津軽中里駅到着・休憩 17:27津軽中里駅出発 18:03津軽五所川原駅到着・解散

    主催&申込み:「のれ!それ!中里」実行委員会(0173-58-2430)

*参加者には、真夏のストーブ列車体験証(兼切符)が交付されます。

1999/8/6   8/1より開催されている夏の企画展「蓑虫山人と北奥羽」の模様についてお伝えします。

いつもは企画展示室のみを使用する、わりとこぢんまりとした企画展ですが、今回は屏風・ふすま・掛軸など大きな墨絵が56点、写真によるパネル展示が112点という状況で、ついにはインフォメーションはいうに及ばず、荷解室(作業室)までが占拠され、急遽「第2展示室」となる有様です。

あたり一帯には墨の香りが漂い、いつもとは少し違った空間を醸し出しています。五所川原市立侫武多見学のついででも寄ってみてください。

   
   

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