博 物 館 最  新  ニ  ュ  ー  ス

過去の記事   1998年  9月 | 10月 | 11月 | 12月   1999年  1月 | 2月 | 3月 | 4-5月 | 6-7月 | 8-9月 | 10-11月 | 12月    2000年  1-3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9-10月 | 11-12月   2001年  1-2月 | 3-4月 | 5月 | 6-7月 | 8-9月 | 10月  | 11月 | 2002年 12月-1月  | 2月-4月  | 5月-6月  | 7月-8月 | 9月-11月 | 2002年 12月-1月


2003/2/26
車力村富萢小学校来館!

平成15年2月26日(水)に、町外ですが車力村富萢小学校で見学に来てくれました。黒滝先生担任の三年生、31名が主に民具について学びました。
 
 まずは、博物館学芸員より民具を観察するときの
ポイントなどを教えてもらい、物がどのようにして現在の形になったのか常設展示室にある模型をつかって説明を受けました。物を観察するときのポイントはまず、その作られているものの材質を見極めることです。

つまり、木で出来ているものも時代がたつにつれその使われている素材が違ってきます。例えば農作業に使う鍬(くわ)なども、現在は金属で出来ていたりする部分がありますが、昔はすべて木で出来ていました。しかし、昔のものと現在のものてでは鍬の見た目そのものはそう変化していません。だから子供達に「これはなんに使うの?」と質問しても「うちで使ってるのと同じだから鍬だ!」と答えることが出来ました。この材質を見極めつつ、全体の形を見ていくことが民具を観察する上でのポイントとなってきます。

とっても元気なご挨拶 お話をよく聞いて 質問にも元気よく答えたよ
このようにして、民具の観察する上でのポイントを知ったみんなは続いて博物館作業室にて実際に昔の民具を体験してもらいました。まずは、職員より稲を作るのに必要な民具の説明を、稲が米俵に入ってしまうまでをひとつひとつ説明を受けました。電気などない時代、全部自分の力で行ってたことの大変さを学びました。
石臼をひいてみよう みんなで囲炉裏端に座ろう これは何に使ったものかな?
つぎに、みんなのおじいちゃんやおばあちゃんが子どもだった頃に暮らしていた部屋の様子を再現したので、その生活に関る民具についても学びました。みんなははじめて見るものばかりで、ものめずらしそうに眺めていました。ワークシートをつかってみんなでひとつひとつ名前とその使われ方も知りました。(Ar)
2003/2/22
博物館子ども体験教室「冬の遊び体験教室」開催当日のもよう

今日はいよいよ博物館子ども体験教室です。天候は昨日から降っていた雪のおかげで見渡すかぎりの雪原。とても1週間前に雪不足を心配していたとは思えない状況です。雪質も大変よく、雪だるまを作るのにはもってこいです。私もこんな日には小さい頃よく雪だるまを作ったものです。

さて、今回の目玉はこの雪を利用した雪だるま作り、審査員に賞を決めてもらいました。雪だるま賞の結果から発表しますと、女の子なのに大きくてダイナミックな雪だるまな工藤マイ&福山ミズキチームと、おかあさんといっしょに角が生えたユニークな雪だるまの今翼親子チームに博物館からささやかながら商品としてスノーマン人形をプレゼントしました。もちろん他のチームも力作ぞろいでした。

雪だるまを作り終えた子は、竹馬・藁沓(わらぐつ)・竹とんぼ・けんだま・こまで遊んでみました。むかしの遊びは普段のゲームとちがい遊び慣れるまで大変そうでした。(特に竹馬などで悪戦苦闘していました)

お昼も近づきそろそろお腹もすいてきました、かまくらのなかではけの汁おいもがいいかんじに温まってきました。大きな鍋にいっぱい作ったけの汁も子どもたちのおかわりであっというまになくなってしまいました。(総勢50名、こんなに来てくれるとは思わなかったなぁ・・)デザートには干し餅、これも完売です。今回はみんなに昔の素朴な食べ物ばかりで口に合わないかと思ってましたが、みんなおいしそうに食べてくれました。

今日はいっぱい遊んでたみたいなので、みんなカゼをひかないようにしてね。では、次回のこども教室で待ってます。(Ar)

みんなで雪だるまづくり 雪だるま大賞1 雪だるま大賞2
雪上ギャラリー かまくらでお食事 わら仕事
2003/2/21
かまくら完成!

着手2日で、無事かまくらも完成。広さは約3畳、大人が立っても大丈夫な大きさになりました。あとは、子供たちを待つのみの博物館でした。(Ar)

2003/2/20
博物館子ども体験教室準備すすむ・・・

博物館ではあさってに子ども教室「冬の遊び体験教室」を開催いたしますが、昨日から着々と準備も進み、後は当日の天候がかまくらに適していることを祈るのみです。昨日は、かまくらの概観を形作り全体もほぼ出来上がりました。夜になって気温が下がるのを利用して水道でかまくらに水撒きしてきました。さあ、今日は雪です。当日も暑からず寒からずちょうどよい天気だといいんですけれどねぇ。
(Ar)

完成間近のかまくら

秘密兵器の頼もしい赤いやつ

2003/2/9
博物館子ども体験教室開催要項

むかし、みんなのおじいちゃんやおばあちゃんがまだ子どもだったころ、津軽では秋に刈とった稲のしごとが2月のいまごろまで(旧正月といいます)つづいていて、それが終わってからやっとお正月をむかえることができました。地吹雪のなかソリで荷物を運んだり、ワラ細工づくりなどの夜なべ仕事もしました。  
 今回は、冬のしごとや遊び・おやつなど、おじいちゃんおばあちゃんが子どもだったころの津軽にタイムスリップしてみよう。

 
日  時:平成15年2月 22日(土) 午前:10:00〜12:00  (町内小中学校無料開放日)
    ※図書館バスにも間にあうよ!  内潟:11:30 武田:12:13


場  所:中里町立博物館作業室とパルナス前庭


内 容
@冬のしごとでタイムスリップ;ワラをむかしの道具で加工する
A冬に着ていたものでタイムスリップ;みの・カンジキ・わらぐつ・毛皮など
B冬に食べていたものでタイムスリップ;けの汁・いも焼きなど
C冬の遊びでタイムスリップ;ずぐり・お手玉・けん玉・おはじき・雪遊びなど
D冬のおやつでタイムスリップ;干しもちなど

参加費:無料 、当日博物館集合

問合せ先:中里町立博物館(TEL69-1111) ※親子参加・町外参加も大歓迎